ピーマン
ピーマン
熱帯アメリカ原産。日本には,江戸時代ポルトガル人が伝えました。トウガラシの一変種で,甘味種を改良したものです。名はフランス語でトウガラシを意味する「ピマン(piment)」に由来します。
★特徴
ビタミンCがたいへん豊富で,100g中にはレモンの1.5倍に量が含まれます。その他には,カロチン,ビタミンB,Bなどを多く含みます。
ピーマン独特の青臭さはピラジンという成分がもとです。油を使って調理するとにおいも気になりません。 同時にカロチンの吸収がよくなります。
ビタミンPも含み,ビタミンCが熱で壊れるのを防ぎます。
また,ピーマンの緑色はクロロフィルという葉緑素です。
★主な成分の特徴
【ビタミンC】風邪の予防,肌のトラブル,美肌保持に効果的

【カロチン】ストレス解消,疲労回復

【クロロフィル,ピラジン】コレステロール低下作用,血液をサラサラにする,高血圧,動脈硬化予防に効果的

★鹿児島での栽培
曽於(そお),肝属(きもつき)地域を中心に栽培されています。

★おいしいピーマンの見分け方
全体的に緑色が濃く,張りとつやがある。
へたの緑色が鮮やかなもの。
切り口が変色していないもの。
ピーマンの栽培風景

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