ニガウリ(レイシ)
ニガウリ
ニガウリの原産は熱帯アジア。江戸時代(16世紀末)に中国大陸から導入されたといわれています。
正式な植物名は『ツルレイシ』で,中国の書物の中で,黄色い花や実の大きさがムクロジ科のレイシ(ライチ)の果実に似ていることから『レイシ』とも呼ばれています。
★特徴
【ビタミンC】レモンの約2〜3倍含まれています。加熱しても壊れない優れものです。

【モモルデシン】苦みの成分

その他にもカロチン含量が多いのが特徴です。

★主な成分の効能
【ビタミンC】皮膚の老化防止,発ガン物質を抑制,風邪の予防,夏バテ予防

【カロチン】疲労回復

【モモルデシン】血糖降下作用,健胃作用,食欲増進等

★鹿児島での栽培

鹿児島県では,県内全域で栽培されています。

ニガウリの栽培風景
★おいしいニガウリ(レイシ)の見分け方

全体的に張りがある。
実がひきしまったもの。
緑の濃いもの。
いぼが折れていないもの。 

ニガウリのめ花
ニガウリのめ花
お花の花粉を受粉させて,2〜3週間すると収穫できます(温度によって変動することもあります)。


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